TEXTSPLITだけでは終わらない|INDEX・CHOOSECOLS・TAKE・DROPで必要な位置を一発抽出する“文字列抽出の基本操作”を体系的に解説し、実務で壊れない抽出の型を理解する【Basics & Foundation Series】
文字列をTEXTSPLITで分割しても、実務では分割して終わりになることはほとんどありません。
分割後に「右端だけ」「右端の2番目だけ」など、必要な位置を正確に取り出す操作が必ず発生します。
そこで重要になるのが、INDEX・TAKE・CHOOSECOLS・DROPといった抽出系スピル関数です。
これらを組み合わせることで、複雑な文字列でも狙った値を一発で抽出できます。
以下では、ハイフン区切りの文字列を使って、基本の抽出操作①〜⑧を整理します。
問題:必要な位置を取り出す
次のセルには「記号‐番号‐苗字‐名前」がハイフン区切りで入力されています。
この文字列を題材にして、以下の①〜⑧の操作を行いなさい。
それぞれ、最も適した関数(TEXTSPLIT・INDEX・TAKE・DROP・CHOOSECOLSなど)を使って、
指定された値を取り出しなさい。


① 文字列をハイフンで分割する
=TEXTSPLIT(対象セル,”-“)
→ ハイフンごとに4つの要素へ分割します。
② 右端の文字列のみを取り出す(方法1)
=TEXTAFTER(対象セル,”-“,3)
→ 3回目のハイフンより後ろの文字列を返します。
③ 右端の文字列のみを取り出す(方法2)
=TEXTAFTER(対象セル,”-“,-1)
→ 最後のハイフンより後ろの文字列を返します。
④ 右端の文字列のみを取り出す(方法3)
=TAKE(TEXTSPLIT(対象セル,”-“),,-1)
→ 分割結果の「最後の1列」だけを取り出します。
⑤ 右端の文字列のみを取り出す(方法4)
=INDEX(TEXTSPLIT(対象セル,”-“),4)
→ 分割結果の4番目(右端)を指定して取り出します。
⑥ 右端の2番目の文字列のみを取り出す(方法1)
=INDEX(TEXTSPLIT(対象セル,”-“),3)
→ 分割結果の3番目(右端の2番目)を取り出します。
⑦ 右端の2番目の文字列のみを取り出す(方法2)
=CHOOSECOLS(TEXTSPLIT(対象セル,”-“),3)
→ 分割結果の3列目だけを選択します。
⑧ 右端の2番目の文字列のみを取り出す(方法3)
=TAKE(DROP(TEXTSPLIT(対象セル,”-“),,-1),,-1)
→ まず右端を落とし、残った最後の1列(右端2番目)を取り出します。
まとめ
文字列を分割したあとに、どの位置の値を取り出すかを正確に指定できることが実務では重要になります。
入力ゆれや項目の増減があっても、狙った位置を安定して抜き出せる仕組みが必要です。
TEXTSPLITで分割し、INDEX・TAKE・CHOOSECOLS・DROPを組み合わせることで、どんな構造でも必要な位置を確実に取り出せます。
今回の①〜⑧は、実務データを安全に扱うための「位置指定による抽出」の基本形として必ず役立ちます。
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